第1回「聴く」→ 第2回「伝える」→ 第3回「境界線」と学んできました。
今日は最後の原則、「問いかけの力」を学びます。
今日持ち帰るのは、たった2つだけ。
自分の意見を言った後、こう付け加えてみてください。
たったこの一言で:
難しいテクニックは要りません。意見を言ったら、相手にも聞く。 それだけです。
日常で、つい言ってしまいがちな「なぜ?」。
| 「なぜ?」の問い | 相手の受け取り方 |
|---|---|
| 「なぜ遅刻したの?」 | 責められている… |
| 「なぜできないの?」 | ダメ出しされてる… |
| 「なぜそう思うの?」 | 否定されてる… |
「なぜ?」は原因追及。言われた側は追い詰められた気持ちになります。
同じことを聞きたい時は、「どうすれば?」に変えるだけでOK。
| 「なぜ?」→ 「どうすれば?」 |
|---|
| 「なぜ遅刻したの?」 → 「どうすれば間に合えそう?」 |
| 「なぜできないの?」 → 「どうすればできそう?」 |
| 「なぜそう思うの?」 → 「何がそう感じさせたの?」 |
「どうすれば?」は未来に向かう問い。相手が自分で考え始めるきっかけになります。
2人1組になります。
以下の「なぜ?」を「どうすれば?」に言い換えてみてください。
3人1組になります。テーマについて対話します。
テーマ(好きなものを選んでください):
良い質問は、相手の中にある答えを引き出します。答えを教えるのではなく、相手が自分で気づくきっかけをつくる。それが「問い」の力です。
日常の会話で使える、3つのレベルの問いかけを紹介します。
| レベル | 問いかけ | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 事実を聞く | 「何があったの?」 |
| 2 | 気持ちを聞く | 「その時、どんな気持ちだった?」 |
| 3 | 大切にしていることを聞く | 「あなたにとって、何が一番大事?」 |
レベル1だけでも十分です。大切なのは、相手に関心を持って問いかけること。
| やること | ポイント |
|---|---|
| 意見を言ったら「あなたはどう思う?」 | この一言で、一方通行が対話になります |
| 「なぜ?」を「どうすれば?」に変える | 責める問いが、一緒に考える問いに変わります |
日付:__月__日
どんな場面で問いかけましたか?
相手の反応はどうでしたか?
気づいたことは?
次回までにやってみたいことは?
第5回はいよいよ最終回。「総合実践」です。
4つの原則(聴く・伝える・境界線・問い)を使って、ディベート形式で総合練習をします。
今日学んだ「あなたはどう思う?」を、ぜひ日常で試してみてください。次回が格段に楽しくなります。