相互尊重
コミュニケーション
mutual respect communication
No. 4
問い

前回のふりかえり

第1回「聴く」→ 第2回「伝える」→ 第3回「境界線」と学んできました。

今日は最後の原則、「問いかけの力」を学びます。


今日のゴール

今日持ち帰るのは、たった2つだけ。

1
「あなたはどう思う?」
意見を言ったら、相手にも聞く
2
「なぜ?」を
「どうすれば?」に
責める問いを、一緒に考える問いに
01

たった一言で、相手は尊重されたと感じる

自分の意見を言った後、こう付け加えてみてください。

「あなたはどう思いますか?」

たったこの一言で:

難しいテクニックは要りません。意見を言ったら、相手にも聞く。 それだけです。

02

「なぜ?」と「どうすれば?」の違い

日常で、つい言ってしまいがちな「なぜ?」。

「なぜ?」の問い相手の受け取り方
「なぜ遅刻したの?」責められている…
「なぜできないの?」ダメ出しされてる…
「なぜそう思うの?」否定されてる…

「なぜ?」は原因追及。言われた側は追い詰められた気持ちになります。

同じことを聞きたい時は、「どうすれば?」に変えるだけでOK。

「なぜ?」→ 「どうすれば?」
「なぜ遅刻したの?」 → 「どうすれば間に合えそう?」
「なぜできないの?」 → 「どうすればできそう?」
「なぜそう思うの?」 → 「何がそう感じさせたの?」

「どうすれば?」は未来に向かう問い。相手が自分で考え始めるきっかけになります。

03
ワーク1:「なぜ→どうすれば」変換(10分)

やり方

2人1組になります。

以下の「なぜ?」を「どうすれば?」に言い換えてみてください。

  1. 「なぜ約束を守れないの?」
  2. 「なぜ相談してくれなかったの?」
  3. 「なぜやる気が出ないの?」

進め方

振り返り

04
ワーク2:「あなたはどう思う?」体験(15分)

やり方

3人1組になります。テーマについて対話します。

テーマ(好きなものを選んでください):

ルール

振り返り

05
ポイント

良い質問は、相手の中にある答えを引き出します。答えを教えるのではなく、相手が自分で気づくきっかけをつくる。それが「問い」の力です。

06

3つの問いかけ

日常の会話で使える、3つのレベルの問いかけを紹介します。

レベル問いかけ
1事実を聞く「何があったの?」
2気持ちを聞く「その時、どんな気持ちだった?」
3大切にしていることを聞く「あなたにとって、何が一番大事?」

レベル1だけでも十分です。大切なのは、相手に関心を持って問いかけること

07

今日から使える! 2つの実践

やることポイント
意見を言ったら「あなたはどう思う?」この一言で、一方通行が対話になります
「なぜ?」を「どうすれば?」に変える責める問いが、一緒に考える問いに変わります

宿題:問いかけチャレンジ(3日間)

1日目
自分の意見を言った後に
「あなたはどう思う?」
を1回使う
2日目
「なぜ?」を
「どうすれば?」に
言い換えてみる
3日目
3つの問いかけ
(事実→気持ち→大切なこと)
を意識して会話する
08

ふりかえりメモ

日付:__月__日

どんな場面で問いかけましたか?

相手の反応はどうでしたか?

気づいたことは?

次回までにやってみたいことは?

09

講座の全体像

第1回 傾聴と共感
第2回 自己表現
第3回 境界線
第4回 問い ← 今日ここ
第5回 総合実践

次回予告

第5回はいよいよ最終回。「総合実践」です。

4つの原則(聴く・伝える・境界線・問い)を使って、ディベート形式で総合練習をします。

今日学んだ「あなたはどう思う?」を、ぜひ日常で試してみてください。次回が格段に楽しくなります。

10