第1回では「聴く」ことを学びました。
「頷きながら聴く」「口角を上げて聴く」を実践してみて、いかがでしたか?
今日は「聴く」の次のステップ、自分の気持ちを伝える力を学びます。
今日持ち帰るのは、たった2つだけ。
普段の会話を思い出してみてください。
イライラした時、つい言ってしまう言い方:
これは「あなた(YOU)」が主語です。
相手は責められたと感じて、心を閉じてしまいます。
同じ気持ちを、「私(I)」を主語にして言い換えてみましょう:
主語を変えるだけで、相手を責めずに自分の気持ちを伝えられます。
これが「Iメッセージ」です。
| ステップ | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 1(過去) | 起きた事実・出来事 | 「約束の時間に遅れていたよね」 |
| 2(現在) | 今の自分の気持ち | 「私は少し心配になった」 |
| 3(未来) | これからの希望・お願い | 「次は事前に連絡もらえると嬉しいな」 |
1、過去=「事実だけ」にすることで責めや否定、評価が消える
→「なんで遅れたの?」ではなく「遅れていたよね」(評価・解釈を入れない)
2、現在=感情を自分ごととして伝える
→「あなたのせいで」ではなく「私は~と感じた」
3、未来=関係を良くする方向に向ける
→指摘や否定で終わりにせず、関係を育てる提案へ
2人1組になります。
以下の「YOUメッセージ」を、「Iメッセージ」に言い換えてみてください。
「すごいですね!」と褒められた時、つい言ってしまいませんか?
気持ちはわかります。でも実は、否定すると相手をガッカリさせてしまうのです。
せっかく褒めてくれた相手の気持ちを、否定していることになるからです。
「ありがとうございます。皆さんのおかげです」
「嬉しいです。周りのサポートのおかげで頑張れました」
相手の手柄にして受け取る。 これなら謙虚さも伝わるし、相手も嬉しい。
誰も嫌な気持ちにならない、最強の受け取り方です。
3人1組になります。
全員が1回ずつ褒められる側を体験します。
▶︎褒める(個性を尊重する)
▶︎褒められる(自分らしく生きていることを受け入れる)
上手に伝えるためには、まず自分の特徴を知っておくことが大切です。
「自分はどんな時にイライラしやすいか」「どんなコミュニケーションが苦手か」を知っていると、伝え方を工夫できるようになります。
AI診断アプリなどを活用して、自分のタイプを客観的に見てみるのもおすすめです。
| やること | ポイント |
|---|---|
| 「私は」を主語にして伝える | 「あなたは〜」を「私は〜」に変えるだけ。 それだけで会話が変わります |
| 褒められたら「おかげ様です」 | 否定しないで受け取る。 相手も自分も気持ちいい |
日付:__月__日
どんな場面で実践しましたか?
相手の反応はどうでしたか?
自分で気づいたことは?
次回までにやってみたいことは?
第3回は「境界線」です。
「聴く力」「伝える力」を身につけた次は、自分と相手の間に適切な距離感をつくる方法を学びます。
今日の宿題をやりながら、「ここまでは引き受けるけど、ここからは無理だな」と感じる瞬間があったら、覚えておいてください。
それが次回への最高の準備になります。